本サイトで再三触れているように、80年前後の空前のディスコブームとその少し前から、それ以前の北米、アフリカンアメリカンによるR&B、ニューソウル、ニューファンクを使って、踊り場の客を踊らせるのではなく、最初からディスコをターゲットにした音楽、北米ではなく欧州圏によるディスコサウンドが人気になったわけであります。
ドイツ人のフランク・ファリアンもそんな一人で、自身の作ったディスコサウンドを歌って踊れる、ビジュアル的にもディスコサウンドは黒人の方が「本物っぽい」と思ったのでしょうか?、中南米とアフリカ出身の「黒人」をスカウトして作ったのが、80年前後のディスコファンには有名なボニーMであり、こちらクラウディア・バリーはボニーMが爆発的に売れる前に脱退した、初期のメンバーであります。
クラウディア・バリーはカナダ生まれでジャマイカ育ち、そしてドイツに渡ってスカウトされたのか?ジャマイカ時代にスカウトされたのか?定かでありませんが、こちら「ブギ・ウギ・ダンシン・シューズ」(Boogie Woogie Dancing Shoes)は1979年、正に!ディスコブームど真ん中の、北米のアフリカンアメリカンではない、彼女最大のヒット曲であります。
テクノ時代と言いましょうか、、、時代を感じるサウンドでございます。